株式投資を始めたいけど、いくらからスタートすべきか分からない。
このように考える方は多いのではないでしょうか?
結論から言うと、株式初心者は10万円程度から取引をスタートすべきです。
本記事では初心者がいくらから株式投資を始めるとしても事前に知っておくべき3つのポイントについて解説しています。
- 株式投資は最低いくらから始められるのか
- 現実的に初心者は株式投資をいくらから始めるべきか
- 初心者がいくらから株式投資を始める上で事前に知っておくべき3つのポイント
- 初心者が株式投資をする場合に気を付けるべきこと
- 初心者に向いているインターネット証券
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株式投資は最低いくらから始められる?|初心者必見情報
結論から言いますが、株式投資は数百円からスタートできます。
一昔前は少なくとも10万円ほどは用意しないと始めにくかったのですが、今では「少額資金しか用意できない」「初心者だからあまりお金を使いたくない」というニーズも満たしてくれるようになっています。
では、株式投資に少額で挑戦できる主な方法を挙げていきます。
単元未満株
株式は基本的に100株(単元株)単位でしか買えません。
ですが、「単元未満株」であれば1株単位で株を買うことが可能です。
株式ミニ投資
株式ミニ投資は、普通の株式投資の1割の株数で投資可能なトレード形式です。
こちらも少額投資しやすいですから初心者にもおすすめと言えます。
ただし株式ミニ投資で株式を買った際には、その株式の名義は証券口座となります。
ですから「株主の議決権」はありません。
株式累積投資
こちらは例えば「毎月○万円」など、毎月一定金額ずつ同じ株式を購入していく形式です。
これに関しても「議決権」は得られませんが、配当金は取得可能です。
ポイント投資
こちらは楽天スーパーポイントやTポイントなど、日常的に貯まっていくポイントを使って株式投資ができるシステムです。
ポイントを利用しますから、現金を用意しなくて済むというメリットがあります。
現実的に初心者は株式投資をいくらから始めるべき?
システム的には数百円くらいから株式投資をスタートすることが可能です。
ただ、「より株式投資しやすい元手金額がどれくらいなのか」ということも把握しておきましょう。
初心者にもおすすめできる初期資金は「10万円」です。
また、資金に余裕があれば「100万円」から始めるのもいいでしょう。
では10万円、100万円で株式投資にチャレンジするメリット・デメリットについて解説します。
○10万円
10万円あると、日本国内の東証一部上場企業が発行している株式のうち、3割程度の銘柄を選択肢に挙げることができます。
ですから、実際に10万円から株式投資をスタートする初心者は少なくありません。
また、10万円くらいであればプレッシャーもあまりありませんし、損失が出たとしても当然ですが最大で10万円で済みます。
さらに今から投資資金を貯めるとしても、10万円であればそれほど苦労しない人もいるでしょう。
ただ、逆に「緊張感をキープしにくくなり、失敗が増える可能性もある」と言えます。
○100万円
100万円あるといわゆる「分散投資」をしやすくなります。
分散投資をすると、「銘柄Aで損をしても、銘柄Bで得をして、トータルでプラスになる」などのことが起きやすくなりますから、リスクヘッジを行いやすいです。
また100万円あれば、同じ変動でも初期資金10万円の場合の、10倍の利益が出ることになります。
ただ、分散投資を適切に行うのは簡単なことではありません。
そのため、「管理できなくなりフェードアウト」「結局100万円(かそれに近い)の損失が出る」という可能性も低くはありません。
○初心者は10万円以下でスタートするのが無難です
以上のことから初心者は10万円以下で株式投資を始めることをおすすめします。
ある程度資金的な余裕があったとしても、ノウハウがあまりない段階でいきなり100万円を投じるのはリスクが高いと言えます。
また、「収益は度外視して、まずは株式投資の感覚を掴みたい」というのであれば、1万円以下でスタートするという選択肢もあります。
ただしいつまでも少額投資を続けていても大きな利益を得ることはできません。
初心者がいくらから株式投資を始める上で事前に知っておくべき3つのポイント
株式投資は上手くいけばハイリターンを期待できます。
しかし、初心者がいきなりハイリターンを狙うことで逆に大損することもあるので注意が必要です。
ここからは【初心者がいくらから株式投資を始める上で事前に知っておくべき3つのポイント】について解説していきます。
1:そもそも株とはなにか
知らない人も意外と多いですが、株とは「企業が資金収集のために発行する証書」です。
そして株を買った人は企業の成長に沿った利益を取得できます。
2:株式投資で発生する利益の種類
- キャピタルゲイン:株の「購入金額」と「売却金額」の差額により発生する利益
- インカムゲイン(配当金):企業から株主に支払われるお金
- 株主優待:企業が優待券や自社商品などを提供してくれるシステム
株主優待は厳密に言えば「株主投資で発生する利益」ではないかもしれません。
3:主な株式投資スタイル
少額投資だとしても基本的な株式投資スタイルは把握しておきましょう。
ここでは3つのタイプを紹介します。
・バリュー投資(割安株投資)
「資産内容や業績の割に、株価が低い株式」を買うやり方です。
「将来的な株価アップ」による利益を狙います。
・グロース株投資(成長株投資)
「発行企業が、今後も安定して成長し続けることが予想できる銘柄」を買う手法です。
景気の影響が及びにくいですから、こちらも初心者におすすめのやり方です。
・低位株投資
「株価の低い株式(目安として1株500円未満)」を購入する方法です。
少しのきっかけで株価が上下しやすいですから、チャンスが大きくなりやすいと言えます。
初心者が株式投資をする場合に気を付けるべきこと
続いて初心者が株式投資をする際の注意点を挙げていきます。
ここで紹介することに注意して取引を行うことで大損する可能性を大幅に下げることが可能です。
今から初心者が株を行う上で気を付けるべきことについて解説していきます。
○1:「最悪の場合全額失ってもいいお金」だけを使う
株式投資によって日常生活に金銭的な支障が出るようでは本末転倒です。
ですから、「全て失ってもいいお金」だけを使うようにしましょう。
いくらから始めるかを決めるときもこの考え方を大事にしてください。
○2:投資スタイルは頻繁に変えない
特に初心者のうちは失敗すると、すぐに投資スタイルを変えたくなるかもしれません。
ですが本当にやり方を変更してしまっては、いつまでもノウハウが積み上がっていきませんからおすすめしません。
精神的に辛くなる場面も来るかもしれませんが、投資スタイルは簡単に変えないようにしましょう。
○3:損切りをできるようにする
株価が下がり始めるとそう簡単に戻らない場合が少なくありません。
そのため、「株価が大幅に下がってしまう前に決済する」ということも大事です。
ちなみにこれを「損切り」と言います。
「株価がいくらから損切りを検討して、いくらになった必ず損切りするか」ということを、株を購入する前に決めておくことをおすすめします。
初心者に向いているインターネット証券|いくらから株を買える?
最後に初心者におすすめのインターネット証券を紹介します。
- LINE証券
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
- SBIネオトレード証券
- 松井証券
- DMM株
- 岡三証券
- auカブコム証券
- SMBC日興証券
各証券会社の特徴などは以下の記事で解説しています。
株式初心者はこちらの記事を参考に、少額から株式投資をはじめてみるのをおすすめします。
>>株式投資でおすすめの証券会社は?選ぶときのポイントも合わせて解説!
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