会社辞めたいけど、独立したら大変だと聞いて・・・?
会社員とフリーランスって何が違うんだろう・・・。
こんな疑問を解決します。
- 会社辞める際にやる事
- フリーランスになる為の準備
- フリーランスの悩み
会社辞めたい・・・
会社に勤めている人のほとんどの方が、一度は思った事があるのではないでしょうか。
私も皆さんと同じように何度も思った事がありました。
でも辞めたら先が不安だし、家族もいる事だし・・・。
長らく悩んでおりましたが、色々と諸事情やタイミング等もあり勇気を出して退職する事に。
しかし退職してからフリーランスになるだけでも色々と苦労しました。
そこでこの記事を見てもらえれば、退職したいと思われている方の参考になるかと思います。
フリーランスのリアルな声をお届けします。
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①退職手続き
まず1つ目は退職について話していきましょう。
結論から言えばこの一言につきると思います。
なかなか大変でした。
会社に退職する旨を伝える
私の場合は引き止めはありましたが、何度も話し合いをし何とか納得して頂けました。
なかなか辞められなくて、退職代行とかを使って辞めたりするような時代ですよね。
当たり前ですが、退職の際になるべく会社と揉めない方がいいです。
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担当業務の引継ぎ
ただでさえ小さい会社で人数もギリギリ状態。
引継ぎの説明をする時間すら取ってもらえなかった為、誰が見ても分かるように資料をまとめる事に。
同じ業種で20年位働いた知識を私の頭だけで理解している事がたくさんあり、書き出すのは重労働。
最終日に退職する人間が一番最後にカギを締めて帰るという・・・
お客様へのあいさつ
本来であればお会いしてあいさつをしたかったのですが、コロナ禍の為電話にてのあいさつになりました。
入社当時の20年位前から良くして頂いているお客様もいるので、ありがたいお言葉まで頂けて感無量。
言葉一つだけでも、今まで頑張ってやってきた甲斐があったなと。
普段は怖いお客様が意外と優しく接してくれたりしてビックリしました。
保険関係
妻と子供を扶養に入れていた為、どちらが得か計算するのが大変でした。
結局悩んだあげく、金額がそこまで変わらなかった為とりあえず保証が手厚い任意継続を選択する事に。
どちらにせよ会社員の頃とは比べ物にならない位金額が高いです。
会社員時代は会社が折半してくれたので、任意継続にすると今までの2倍支払う事になります。
年金関係
厚生年金から国民年金への切り変えは役所にて問題無く完了。
会社員時代は妻を扶養に入れていた為第3号被保険者で年金は払わなくて良かったのですが、今後は妻の分も支払う必要が出てきます。
- ヒトハミ 〇第2号被保険者(会社員)→第1号被保険者(自営業) 16610円(※2021年4月時点)
- 妻 〇第3号被保険者(扶養家族)→第1号被保険者(家族) 16610円(※2021年4月時点)
iDeCo移管の方は若干手間かかりました。
証券会社へログインして変更依頼の書類を郵送してもらい、その書類に記入して郵送。
しかし、サイトを見ても第2号被保険者(会社員)から第1号被保険者(自営業)へなかなか切り替わらず。
1ケ月以上たってから、第1号被保険者へ変更されました。
国民年金に切り替わって受給金額は減るのに、妻の分の支払い額が増えていきます。
※2021年1月6日からネットで完結できるみたいです。
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②開業準備
2つ目は開業準備について。
退職前から準備は進めていたのですが、スケジュールを組んでいても全然予定通り進みません。
フリーランスになり1人で在宅ワークなのですが、それでも予定していた金額も大幅に超えいきなり不安になります。
お客様の社長が「起業するには思った金額の3倍はかかるからな」と言われていたのを思い出しました。
事業計画作成
最低限これは決めておかないとさすがに独立は無理ですよね。
退職する1年以上前からいつ退職してもいいように計画をたてて進めておりましたが、それでも仕事をしながらでしたのでなかなかうまく進めれず。
本来であればもう少し後に独立する予定でしたが、色々事情があり見切り発車になってしまいました。
まあ会社を立ち上げて従業員雇ってという形では無い為、何とかやっていけるかなと。
当たり前ですが、独立される際にはきちんと計画たてた方がいいです。
税務署(開業届・青色申告)
開業届と青色申告の手続きの為税務署へ。
ドキドキ・ワクワクで胸の鼓動が止まらなかったのですが、受付にて準備していた書類を渡すと
受け取りました。こちらが控えです。
えっもう終わり・・・。
私のドキドキ・ワクワク返して~。
備品等購入
事前に買うものリストを作成していたので問題無いとは思いましたが、やはり事業を始めると色々と必要な物が・・・。
予定していた金額よりもどんどんとお金が減っていきます。
これだけ綿密に計画してもまあずれてくるんですね。
次から次に必要な物が出てきますよ。
クレジットカード作成
これは良く言われるのですが、もし持っていない場合は退職する前に作成していた方がいいです。
会社員って意外と社会的信頼性が高いのです。
しかしフリーランスは社会的信頼性全くもって無し。
いつ頃になったらクレジットカード普通に作成出来るんですか?
たくさん税金納めればいいんじゃないかな。
※フリーランスになった1年目でも楽天カード2枚目作成は何も問題無く作成できました。
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住宅ローン
こちらは特に通らないみたいです。
私が会社員時代に住宅ローンを組んだ時に、会社自体がまだ立ち上げて1年半だからという事で通らない銀行がありました。
会社員でしたし、年収も特に問題無かったのですが・・・。
結局別の銀行で問題無く借り入れ出来たのですが、今のフリーランスの状態では間違いなく審査通らないでしょう。
世知辛い世の中ですが、これが現実です。
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③時間の使い方
3つ目は時間の使い方について。
分かってはいましたがフリーランスはもちろん自由です。
しかし、自由な事がある意味デメリットになる事もあります。
自分の好きなように時間を使うことが出来ますし好きな時に休めまからね。
だからこそ不安な状態では休む事すらも出来ないんです。
自由なはずなのに自由ではない。フリーランスあるあるです。
④全てが自己責任
会社員の時は良くも悪くも会社が守ってくれていました。
”毎日会社に行って自分の仕事をして終わったら帰る”
これが当たり前でしたが辞めたとたんに180度かわります。
士業の先生との契約
まず真っ先に思いついたのが ”税金関係”
今まで会社員の時は給料から天引きされてたので良かったのですが、フリーランスになったらそうはいきません。
フリーランスの方は自分で確定申告をされている方も多くいらっしゃいますが、まずは事業を軌道に乗せたいのを最優先と考えて税理士さんへ依頼する事にしました。
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税理士の先生が事業内容や売上予定等を確認されて、現状であれば決算関係だけで大丈夫なのではとの判断でしたので、毎月の帳簿は自分で会計ソフトに記入する事に。
そこまで記入量は無いのですがそれでも素人からしたら難しいですね。
これから簿記の勉強をした方がいいかな。
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次は ”トラブル関係” ですね。
こちらは事業を始めてすぐではなく途中から検討しました。
事業をやる上で避けては通れないトラブル関係。
実際に立上当初からトラブルがあり、対応がなかなか大変でした。
この時の経験を踏まえ、今後の事を考えて弁護士さんへ相談させて頂きました。
とりあえず現状では顧問契約まではしていませんが、何かあればお願い出来るように対応してもらっております。
相談だけでも5000円/30分。なかなか弁護士報酬高いですね。
作業内容
今まではメインの部署の作業のみをひたすらこなせばよかったのですが、フリーランスになるとそうはいかず、1から10まで自分で対応しないといけません。
- 営業・仕事受注・打合せ
- 受注物件作業
- 書類関係作成 → ・見積書 ・受注書 ・請求書
- お金関係 → ・支払い ・振込 ・口座金額確認
- 備品買い出し
- etc・・・
当たり前ですが、誰もやってくれません。
⑤今後の不安
これはフリーランスとしてやっていく上でずっと続いていく悩みでしょう。
- 仕事がなくなったら?
- 家族を養っていけるか?
- 子供が大きくなって独立したとしても、自分達の老後はどうなのか?
- 年金も厚生年金から国民年金へ切り替わり老後資金はどのくらいあればいいのか?
不安を挙げればきりがないです。
しかし私はフリーランスになった為やるしかありません。
やるしかないと開き直って日々奮闘しています。
まとめ
会社を辞めたいと考えてられている方へ、少しでも参考になればと思いまとめてみました。
- とにかく自由
- 好きな事を仕事に出来る
- 時間的融通がきく
- 自分がやった分の報酬は全て自分に返ってくる
- 準備が大変
- 社会的信用が低い
- 会社員時代よりも支払いが増える
- 全て自分でしないといけない
不安もありますがそれ以上に期待もしています。
まだ一年目で色々と勝手がわかりませんが、ある程度期間がたち現状が見えてきました。
今後は会社員では出来ない事にもどんどんチャレンジしていく予定です。
せっかくフリーランスという自由な生き方を自ら選んだので、楽しく生きていきたいと思います。
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