「低収入だから貯金できない」と考えている方は多いのではないでしょうか?
実際、低収入である事と貯金が出来ないことはほとんど関係ありません。
貯金が出来るかどうかはちょっとしたポイントを実践しているかどうかで大きく変わってきます。
そこで本記事では多くの方が効果を実感している無理なく貯金する3つのポイントについて解説していきます。
- 一人暮らし・低収入で貯金するポイント
- 一人暮らし・低収入での資産運用方法
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まずは貯金の目標金額を設定する|低収入だからこそ大事な部分です
まず低収入だからこそ「目標貯金額」を最初にしっかり決めましょう。
そうでないと貯金に対するモチベーションが上がりにくいです。
また、一人暮らしであれば誰にも制限されないためどんどんお金を使うことになるでしょう。
具体的には「収入の1~2割」が毎月貯金に回す金額として妥当とされています。
例えば、「年収300万円/収入の1割を貯金する」のであれば、月々2.5万円を貯金する計算になります。
一人暮らし・低収入で貯金するポイント①:給料の一部を自動で別口座に入れる
この方法は貯金を行う上で非常に効果的です。
例えば「毎月3万円貯金する」のであれば、「給料のうち3万円を自動で別口座に入れるシステム」を使えばそれだけで貯金に成功します。
具体的なシステムとしては主に以下のものがあります。
○会社の「給与天引き制度」
こちらはある一定金額を、企業が自動で差し引いて積み立ててくれるシステムです。
「すぐに貯金をおろしたくなってしまう」と感じるかもしれません。
○自動積立定期預金
こちらは「自分の給与が入る口座から、自動でお金を引き落として積み立ててくれる(貯金をしてくれる)」というシステムです。
積み立てているお金をATMなどで容易におろすことはできませんから貯金しやすいと言えます。
一人暮らし・低収入で貯金するポイント②:固定費を見直す
一人暮らし・低収入で無理なく貯金するためには「固定費」について見直すことが大事です。
なぜなら固定費は、「一回見直してしまえば、あとは頑張らずに節約できるもの」だからです。
一例として、「スマホ料金のプランを変えて毎月2000円分安くできた」のであれば、あとは何も苦労せずに毎月2000円を貯金に回すことができます。
一方、「変動費(食費、娯楽費など)」については「節約するためには、その都度頑張らなくてはならない」という側面が強いですから切り詰めるのは困難です。
そういった意味でも、固定費のほうでできる限り節約しておくべきと言えるでしょう。
それでは見直すべき主な固定費を見ていきましょう。
○住宅費(家賃)
シンプルに「今より家賃の安いところに転居する」ということです。
一人暮らしであれば、それもしやすいことでしょう。
よく「家賃は給料の3分の1までにするべき」と言われますが、低収入の方は4分の1くらいにしたいところです。
「家賃の低いところを選ぶと、駅から離れてしまい不便」
と感じるかもしれません。
ですが、「駅からの近さ」を重視するのであれば、例えば「郊外の駅から近い物件」を探せば、いわゆる「駅チカ」でも家賃の安い物件が見つかることでしょう。
もちろん「駅チカ」にこだわらないのであれば選択肢はいくらでも広がります。
そして引越し費用が発生するということも忘れてはいけません。
○水道光熱費のうちの「基本料金」
- ガス:プロパンガスを利用している場合は都市ガスに切り替える
- 電気:安い電力会社に切り替える
ただ、一人暮らし(賃貸利用)の場合はこれらの変更はできない可能性が高いです。
○月々の借金返済|最優先で完済を目指す
借金の形態にもよりますが、基本的には利息によってどんどん返済金額が膨らんでいくことになります。
「最初から返済期間・返済金額が確定していて、それを厳守する」のだとしても、早めに完済できるのであればそれに越したことはありません。
特に一人暮らしの方で、「家族から(無利息で)お金を借りれば完済できる」のであれば今すぐ実行することをおすすめします。
ただ、言うまでもありませんが「完済するために、別の消費者金融などからお金を借りる」というのは絶対にNGです。
○その他(スマホ代、新聞代、各種サブスク・月額サービスなど)
その他、「毎月(もしくは一定のペースで)発生している固定費用」は徹底的に切り詰めていきましょう。
- スマホ料金(安いプランがあれば切り替える、格安スマホに変更するなど)
- 新聞代(ネットニュースなどで十分なのであれば解約する)
- サブスクや月額サービス(料金の割に活用できていないもの、不要なものを解約する)
特に「各種月額サービス」に関してですが、例えば「学生の頃に登録した有料携帯サイトをいまだに解約していなかった」などのことが意外と少なくありません。
一人暮らし・低収入で貯金するポイント③:変動費を見直す
先程も紹介しましたが、固定費は一回見直してしまえば、あとは頑張らずに節約することが可能です。
その為、一番効果的に貯金を行う為には固定費を見直すことが大切です。
ですが、変動費についても無理のない範囲で節約しましょう。
○食費
まず外食などの頻度が高すぎるのであれば、自炊をしたりお弁当を持っていったりする回数を増やしましょう。
また、現在食べているものよりも「いつものお米(パン、パスタなど)」をランクダウンさせていいのであれば実行してください。
ただ、食費を切り詰めすぎるとストレスが蓄積して他の部分で散財してしまう可能性もあります。
ですから、ほどほどにしておくことをおすすめします。
○水道光熱費の「変動部分」
ここではあまり苦労せずに成果を出しやすい節約方法を挙げます。
- 入浴時に湯船のお湯の量を3センチ減らす(もしくはシャワーで済ませる)
- 入浴時のお湯の温度を1度下げる(ガス代の節約)
- 冬場は家の中でも防寒着を着る(暖房代の節約)
一人暮らし・低収入でも資産運用はできます|貯金以上の事をしたい方へ
「貯金だけで十分」というのであればもちろん無理をする必要はありませんが、低収入の方でも「資産運用」は可能です。
資産運用に成功すればさらに効率よくお金が貯まっていきますから、興味のある方は挑戦してみましょう。
ただし、「お金が減るリスク」もあるということを忘れてはいけません。
それでは主な資産運用方法を紹介します。
○投資信託|ローリスクローリターン
投資信託では、資産運用の専門家に自己資金を預けて、自分の代わりに運用をしてもらうことになります。
自分で考えたり取り組んだりする部分が少ないですから、忙しい方でも無理なくチャレンジできます。
ただ、運用手数料が発生します。
○株式投資:ミドルリスクミドルリターン
安定感のある企業が発行している株式を購入すれば、マイナスになるリスクは低くて済みます。
また、いわゆる長期保有をしておけば、「株式投資に注ぐ労力」はかなり小さなものとなります。
ただ、株式投資に関しても必ずプラスになるとは言えません。
○FX:ハイリスクハイリターン
FXトレードには「レバレッジ」という仕組みがあります。
ただ、特に国内FXトレードをする場合は、「自己資金以上の損失」が出るケースもないわけではありません。
例えば「1万円投じただけなのに、2万円の損失が出る」というものです。
そのため株式投資に比べるとリスクが高いと言えます。
ちなみに「自動売買システムで月々○百万円!」などのネット広告をたまに見かけますが、このような極端な収益を宣伝しているものはほぼ間違いなく詐欺(もしくは詐欺まがい)です。
絶対に手を出さないでください。
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